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memo757
井藤雄一/INTERSTUDY in N-mark
物理空間の物理現象の計算を重なり合ったふたつのグリッチの映像に重ね合わせる.
映像の手前にある物理空間で起こる光とモノ=ヒトとの干渉で起こる影という現象を映像に重ねる.ふたつの映像がふたつの光源から投影されていることから,影とふたつの映像が重なり合う.影が再背面に行くことはないけれど,普段は最前面に配置されている影の上に映像が配置されるということが起こる.投影面の壁から引き離されて,背面の映像が影が配置される.いや,影と映像とが同じ面に置かれる.影が映像を遮るものではなくなる.影の上に配置された映像も同じ面に配置されたかのように影を融かす.
影が融けるという認識をしてしまうほど,ヒトの影に関する認識の感度は高い.この辺りは,エキソニモの作品と合わせて考えたい.井藤くんの反射光に対して,エキソニモの透過光という対比.
20141221-_G7A9896 (by Fomal Haut)
20140919-_MGL9371 by Fomal Haut on Flickr.